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産後の骨盤

2018.03.04 | Category: 産後

~肩こり・腰痛・産後の悩みでお困りの方へ~

 

静岡県駿東郡・長泉町・フレスポ長泉にあります、からだ治療院】にお任せください!!

 

からだ治療院院長の三輪龍平(みわりょうへい)です。

 

本日は、産後の骨盤についてお話しいたします。

 

 

そもそも、骨盤の仕組みをご存知ですか?

 

骨盤とは、左右の寛骨+仙骨+尾骨という骨の組み合わせでできています。

 

さらに、寛骨という骨は腸骨+坐骨+恥骨という3つの骨でできています。

 

一般的に、腰骨(こしぼね)と言って脇腹で触れる骨を腸骨、

 

座った時にイスに当たる骨を坐骨、

 

前面で繋がっている骨を恥骨と言います。

 

 

 

この骨が繋がっている部分に靭帯と言われる組織がくっついています。

 

腸骨と仙骨が繋がっているところは仙腸関節と言い、靭帯などで繋がれています。

 

また、前面の恥骨が左右で合わさるために恥骨結合というものがあります。

 

こうした骨と靭帯が合わさって一つの塊になったものを骨盤と言います。

 

 

では、骨盤が歪むとはどういう状態でしょうか?

 

まず、骨は堅いので歪みません。

 

歪むとは…

 

・左右前後に傾く

 

・回転して捻じれる

 

ことを指します。

 

どこが歪むかというと、

 

骨ではなく、靭帯で繋がっている関節が歪むことによって、左右のズレが生じます。

 

 

産後の骨盤はなぜ歪むのか…

 

妊娠中から産後は骨盤が歪みやすいと言われます。

 

妊娠をするとお腹が大きくなります。

 

お腹が大きくなることで反り腰になる方が多いです。

 

反り腰になると骨盤が前傾するので骨盤は傾きます。

 

 

骨盤の中で赤ちゃんは育っていくので、骨盤が開いていきます。

 

この時に開いているのは仙腸関節と言われる靭帯で繋がった部分が開きます。

 

出産をするときは恥骨結合という前面の結合部が徐々に広がります。

 

通常3㎜程度のものが1~2㎝開くため、さらに歪みは強くなります。

 

 

そもそも普段開いたり、ゆるんだりしない部分がなぜ歪むのか?

 

実は、妊娠中から産後にかけて、リラキシンというホルモンが分泌されます。

 

このリラキシンには、関節や靭帯を緩める働きがあるため、

 

骨盤が動きやすく、赤ちゃんは育ちやすくなる半面、腰や骨盤の負担が高まります。

 

 

出産は人生で数回あるかないかの一大イベントです。

 

出産をするお母さんの身体は、すさまじい負担を受けています。

 

出産をして終わりではなく、出産後良いお身体を作るためにも、身体のケアはしてあげてください。

 

自分ではなかなか治せないと思ったら、

 

一人で考えずに、まずご相談ください。

 

産後の身体は半年から1年でしか大きな変化は出せません。

 

 

いつでもお待ちしております。

 

~からだ治療院~

診療時間

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